こぶたの手帖

会社員のこぶた(♀)が習慣化をやって人生を変える過程です。

【読書メモ】試着室で思い出したら、本気の恋だと思う

どうも、こぶたです

読もうよもうと思っていた本を

読み切ったので、

気持ちが残っているうちに、

読書メモを書いています。

 

今日読んだのはこちら。

 

 

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

 

 

 

てっきり、

一冊通して一つのお話だと思っていたのですが、

一つの洋服屋さんに訪れる人たちの

オムニバス形式の本でした。

 

出てくるのは

30過ぎくらいの女性たち。

皆、恋について悩む人たちです。

 

マンネリ、

不倫、

叶わぬ恋、

結婚への焦り、

漠然とした不安、

過去の恋人、

 

どれも、

けいけんしたことはなくても

想像はできて、

痛いほど気持ちがわかります。

 

 

そして皆、

closet

という一つの洋服屋さんで

女性店員と、彼女が選ぶ1着の服によって

明日や未来に希望をもつことができるようになる、

そういうお話です。

 

私は、後日譚が好きです。

結局この後どうなったのか、結果がきになるたちです。

 

ただ、このお話は結局女の子たちがどうなったのか、

までは書かれていません。

 

はじめは、

最後に全部繋がるようならいいな、

と思いながら読み進めていましたが、

最後のエピローグを読んで、

後がわからないのが

いいのかもしれないな、

と考えが変わりました。

 

 

服をもっと愛したいと思いました。

夫ともっと向き合いたいと思いました。

友達を大切にしたいと思いました。

 

ほっとする中に、

確かな希望や勇気を感じられる一冊です。

 

夏の終わりに向けて、

一冊。

おすすめです。

 

 

 

 

おしまいっ