こぶたの手帖

会社員のこぶた(♀)が習慣化をやって人生を変える過程です。

これだけは読んで欲しい 現代社会で生き抜く上で大切なことを教えてくれる「嫌われる勇気」読書記録

どうも、こぶたです

おまたせしました!いろんな意味で!

 

やっと三冊目かよー

そしてこの本かよー

といわれそうですが、

そうです

「嫌われる勇気」です!

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

昨年、夫に勧められて読んで、

これはいい!みんな読んでよ!!

ってなったので、

早くおすすめしたかったんですけど、

いまいち、自分の中でしっくりきていなくて。

 

ですが、今回、お風呂でじっくり再読した後、

8ページにわたるメモを書き、

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(こんな感じ)

1ページの真ん中を線で区切って、

左に読んでわかったこと、大事だと思ったこと

右にそこから思ったこと、自分なりの解釈 をかきました

 

メモの魔力の前田流を簡素化した感じですね

私は一見開き分も一つの事象について書けなくて、

もったいないなぁと思っていたので、

この書き方、よかったです!

 

さて、では私なりにまとめた嫌われる勇気読書メモ、

ご覧ください!

 

 

アドラー心理学

まず、本全体を通して語られるのは、

アドラー心理学そのものです

 

アドラー心理学とは、

勇気の心理学

使用の心理学

と本書の中で語られています

 

アドラー心理学は使ってナンボ、ってこと、かなと

私は解釈しました

 

人は変われる・感情的、なんてことは存在しない

冒頭で、

人は変わることができる、ということが明らかになります

 

トラウマによって踏み出せない、

自分の性格上、挑戦することができない、

なんてことを

アドラーは、否定します

 

いやいやいや、

過去のトラウマを否定しちゃ終わりじゃないか!

と思うんですが、

その心の声を青年が、しっかり言ってくれます

 

哲人はいいます

正確や気質は、後天的に自分から選び取ったものであり、

再度選び直しが可能である と

 

もし、〇〇がないから△△できない、

自分はどうせ□□だから△△できない、

と思っているのなら、

それは、変わらないこと、△△や□□であることを

自分で選んでいるというわけです

 

耳が痛い

 

確かに、私は怠け癖があるし、物事が続かないけど、

それは、怠けたり続けないで遊ぶ方が楽しいし楽だと思っているんですよね

 

 

そして、これは同時に、

怒りにまかせて〇〇する、という感情も否定されます

嫌なことが起きて、感情的になり怒りに支配されて大声をだしたとき、

それは、大声を出すために、怒りという感情を引き出した、

というんです

前者が原因論で、後者が目的論

アドラー心理学は目的論を基にします

 

目から鱗ですよね

あらゆる怒りは、捏造されているというんですから

青年も、はじめはこの説を受け入れられていませんでした

 

あ、

言い忘れてましたが、

この本は、哲人と青年の会話のみで構成されています

青年が、アドラー心理学はふざけてるぜ!って哲人に噛みつきながら、

哲人がその心を解きほぐし、読み終わる頃には、

まんまとアドラー心理学の虜になるという寸法です

 

しかし冒頭にも書いたとおり、

内容を理解するのには時間がかかりました

 

健全な劣等感とは

私たちは、あらゆる場面で劣等感を抱きます

 

私は学歴が低い

私は運動神経が悪い

私は要領が悪い

 

本来、劣等感は悪者ではありません

生まれながらにしてみんな、無力な状態から脱したい(優越性の追求)

という欲求をもっていますから、

そのように思うのは自然です

 

でも、

現代社会でよく使われている、

〇〇と比べて、私は太っているから、可愛くなれない

とか

どうせ私は××だから△△できないだろう

と、何かができないことの言い訳として

劣等感を使い始めてしまっては健全な劣等感ではなくなってしまう

というのです

 

例えば、

私は太りやすい体質だから、痩せて可愛くなれない

と思っているとしましょう

これは、

太りやすいからではなく、

痩せたくないから、体質のせいにしているんです

 

  • 一歩前に踏み出すことがこわい
  • 努力をしたくない
  • 遊びや趣味を犠牲にしてまではかわりたくない

 

そんな思いが劣等感を悪いものにしてしまうわけです

 

アドラー心理学の目標とするもの

アドラー心理学は最終的に、

共同体感覚を得ることが目標 だといいます

また、その共同体感覚を得るためには

人生のタスクと向き合う必要がある、と。

 

え、なにそれ急に難しい言葉出てきたやん

 

と思いますよね

私も思いました

1回目では理解できませんでした

 

私なりの解釈を織り交ぜつつ、

じっくりみていきましょう

 

人生のタスク

まず、人生のタスクを、

一度聞くだけだと、

人生における使命、とかやるべきこと、

みたいなイメージが湧きますよね。

私はそのようなイメージで1回目読んでいたので、

なんとなくこの辺りから、内容が理解できなくなりました。

 

人生のタスクとは、

成長の過程で生まれる対人関係のことまとめたものを指します

  • 仕事のたすく
  • 交友のタスク
  • 愛のタスク

三つまとめて人生のタスク=人生で誰もが直面する対人関係 です

 

愛のタスクの中で、

この人と一緒にいると自由に振る舞えると思えた時に

愛を実感することができる、という一節があり、

私にとっては夫がそうだなぁと、ほっとしました

 

また、親子関係という人生のタスクは、

頑丈な鎖で繋がれているものの、手に持っているのはハサミのみ、

という状況にあり、

どんなに辛くても逃げてはいけない、という一節に、

なるほど、と思いました

 

つまり、

目標を達成するためには、

数多く直面する対人関係と向き合っていく必要があるわけです

 

課題の分離

対人関係に向き合うと言っても

実際何をすればいいのか、

これを語るときに欠かせないことが

課題の分離です

 

自分と他人の課題を混同してしまうから、

現代人は悩むし、逃げるし、うまくいかないんです

 

親子関係も、夫婦関係も、

上司と部下の関係も、あらゆる対人関係は

課題の分離をうまく行うことで解決すると言います

 

直面している問題に対して、

選択をしたとき、

最終的にその結末を引き受けるのは誰か、ということを考えることが

課題の分離の第一歩です

 

たとえば、

嫌な上司がいたとして、

その上司に認められること、ほめられることは

私の課題ではありません

 

あの上司がいるから仕事ができないんだ

と思うことは、人生のタスクから逃げています

(人生のタスクから言い訳して逃げることを人生の嘘といいます)

本当は、

仕事がしたくないから、自分ができないことを認めたくないから

嫌な上司を作り出しているんです

 

その上司から理不尽な怒りをぶつけられたとしても、

その怒りをどうするのかは、上司の課題なので、

私がどうこうする必要はない、という考えに切り替えることが大切です

 

対人関係のカードは常に自分が握っているので、

自分が何かすることで、相手がどうするか、を不安に思ったり、考えたりすることは

全くの無意味

というわけです

 

大切なのは、

他人を変えるために自分を変える

わけではなく

私が変わっても変わるのは自分だけ、他人が変わるかどうかは他人の問題

ということに気づくことです

 

共同体感覚

さて、いよいよ最終目標である共同体感覚ですが、

これは、

 

他者を仲間だとみなして、

自分の居場所があると感じられること、

他者というのは、人であり身の回りの自然であり、宇宙全体を含んだ全てである

 

といわれています

 

急にオカルトとかスピリチュアルっぽくなってびっくりしますよね

この辺は本を読んだ方がわかりやすいかもしれません

 

共同体感覚を得るために必要なのは

  • 自己受容
  • 他者信頼
  • 他者貢献

 

です

小難しいですが

自己受容は、

自分のできること、できないこと、現状をあるがままに受け入れること

 

他者信頼は、

他人がどうするかを考えず、自分はこうする、ってことに集中した状態のこと

 

他者貢献は、

他人に対して自分の存在価値を実感するためになされるもの

 

だといいます

 

おわりに

さて、わたしなりの目標達成状況とはこうです

 

 

まず、一人一人が一本の映画に出てくる登場人物です

 

わたしも夫も同僚も友人も有名人も、みーんな登場人物の一人

 

ただ、わたしはわたしの映画の主人公というわけではない

ここが重要

もし、わたしがわたしの人生の主人公だったなら、

周りの人達はモブキャラであり、脇役であるので、

主人公であるわたしのために様々なことをしてくれますし、されます

 

でも、みーーーんな等しく一本の映画の主人公なんです

 

だから、わたしのために何かをしてくれるわけじゃない

 

で、その意識をちゃんともてると何が起こるかというと、

目的は、映画をいいものにするということだ

ということに気づきます

 

映画をいいものにするためには、

わたしは出会った人に何ができるかを考えるわけです

映画の中での存在意義を見出そうとします

 

なぜなら、

他者に対してアクションを何にも起こさなかったら

わたしは一生通行人Aですし

登場人物全員がそんな考えだとしたら、

映画には見所も何もなくつまらないものになってしまうからです

 

そういう意味では、

苦手だなと思っているあの人も、

大好きなあの人も、

その辺に咲いている花も、

どこの誰が飼っているかわかんない犬も、

美しい景色も、

ぜーんぶ、映画にはなくてはならないものです

 

みんな、なくてはならないものだ!ということを

理解するというのが、共同体感覚をもつことなのかなって思いました

 

だから、登場人物それぞれに、

上下関係はないんです

どこが見所として輝くかなんてわかんないんです

 

 

こんなふうに、読んでいて思いました

自分は自分の今ここ、この瞬間を生きることに必死にならなくてはいけません

 

まずは、他人にどうおもわれるかを気にしないで

自分のやりたいこと、したいことに一生懸命になること

 

それが最終的には誰かのためになることにつながっていけるような

人でありたいと思います

 

いつもに増して意味がわからない文章になっているので、

またリライトしようと思いますが、

少しでも、

誰かの心に引っかかっていたら嬉しいなって思います

 

 

 こちらも併せて読んでみてください♪

 

www.bulletjournalmemo.com

 

 

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おしまいっ(4179文字!?)

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

  • 作者:岸見 一郎,古賀 史健
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)