こぶたの手帖

会社員のこぶた(♀)が習慣化をやって人生を変える過程です。

世のプレママの夫よ、こうはなるな。

どうも、こぶたです

今日は妊活というより、妊娠についてのお話です。

今週と来週くらいで落ち着くので、

こんな話題が増えていること、ご了承ください。

今の自分にとってホットな記事、書いていきます。

 

 

初妊婦期間

先日まで、

わたしは妊婦でした。

来週に子宮内容物除去の手術を控えているので、

それまでは、お腹の中にいてくれてるわけですが、

気持ちの面では、

もう、妊婦ではなくなりました。

 

やたらと冷えにびびったり、

基礎体温の上がり下がりに一喜一憂したり、

これは食べていいもの?悪いもの?って疑ったり、

ちょっとお腹が痛いと、つわりきた?!って思ったり、

(流産の兆候だったのか、私の体質だったのかはわかりませんが、

1ヶ月半、まったくつわりはありませんでした)

なんとなく下腹部を撫でてみたり、

検診までの一週間が鬼のように長くかんじたり、

胎嚢のサイズや胎芽のサイズを見ては、検索したり、

様々な情報に振り回されたり、

○月に生まれるから、こんなものを買いに行きたいな、と目星をつけたり、

男の子がいい?女の子がいい?と想像したり、

夫と子供の教育について話したり、

 

そういう生活では、なくなりました。

 

昨日と一昨日は

この世の終わりか、みたいなレベルで辛かったし、

泣きましたが、

二日も経った今日は、

わりとカラリとしています。

 

涙ももう出ません。

 

なんなら、食べるのを諦めていた、

ふるさと納税で頼んだいくらを解凍して食べる準備をしたり、

ここぞとばかりにコーヒー飲んだり、

職場の階段をスキップで上がったり、

できる感じです。

 

夫の機嫌が最強に悪い

というのも、

稽留流産の診断を受けた水曜日から、

クソほど(失礼)機嫌が悪い旦那が家にいるからです。

 

そもそも、保険適用の経過観察である受診は、本日金曜日でした。

 

ただ、その前の週からちょっと怪しいな、という診断ではあり、

流産の心配をされていましたので、

一週間、待つに待てませんでした。

私が通っているクリニックは、月水金のみ、午後診療を受け付けています。

水曜に電話をして、

予約枠が空いてなかったら諦めよう、と思っていました。

でも、空いてたんですよね。

 

ダメならダメで、

でももしかしたら、金曜日から成長しているかも!と思いながらの受診でした。

 

会計が終わって、

車に着く頃には涙が止まりませんでした。

 

安全運転で帰ってから、

夫と母に連絡。

早すぎる報告をしてしまっていた友達にも次々と報告。

事務的なメッセージのやり取りをしていると、

不思議と元気でした。

あれ、私元気じゃん、と思ったけど、

温かい言葉に触れるたびに、おんおん声をあげて家で一人で泣きました。

 

この日は、

夫は久しぶりに大学時代の先輩と飲み会の日でした。

帰ってくるのは、遅くなるのはわかっていました。

 

それでも受診したのは、

私の勝手です。

 

さっさと風呂を済ませ、布団に入って、寝ました。

 

深夜一時半、

夫が帰ってきて、お風呂を済ませて、布団へやってきました。

 

体調を気遣ってくれました。

お腹の赤ちゃんの状態、

今後の処置に迷ってることを話しました。

 

夫の口からは「病院に行く意味ってあったん?」という言葉が発せられました。

「は?」と思って、

「どういうこと?」と聞き返すと、

まともに会話ができなくなっていました。

泥酔状態でした。

そのままパンツ一丁で、

周りの電気もつけたまま、

寝ようとしました。

いや、寝ていました。

 

私も寝ようと思ったのですが、

こんな格好で寝られては風邪をひく!と思い、

起こして、近くにあったズボンを履かせ、パジャマを着せました。

 

酔っぱらった夫は、

「こぶたは寝て!」を連発、

「なんなんこの服」

「もう、早く寝て!」

 

最終的には、服を自分で着て、寝ました。

釈然としないながらも、

私も眠りにつきました。

 

翌日、さらに機嫌は悪化

木曜日、

朝一、「昨日の夜のことを覚えてる?」と話しましたが、

まったく覚えていない、とのことでした。

こんなことを言われて、こんな態度をとられたよ、と嫌だったことを伝えました。

 

ごめん、とシュンとしながらも、

不機嫌モードへ移り変わる夫。

 

結局この日は、

夫を駅まで送った後、車の中で涙があふれ、

持ち直して職場に着くも、

上司へ報告している最中に、再起不能となり、

一日休みをとりました。

 

丸一日、布団で過ごしました。

布団の中で、

ほかの稽留流産となった方の投稿を読んだり、

カジサック家の幸せな家族の様子をひたすら見たり、

あとは、とにかく寝てました。

何もしないで寝てました。

時間が経つのがとてもゆっくりに感じました。

 

夕方、上司からのメッセージにもう一度涙したところで、

何かが吹っ切れました。

 

「あ、もう泣いても仕方ないや!次々!」

 

そういうセリフを実際に口に出しながら、

妊娠にかこつけて、汚いままだった自分の部屋や、

ものの散乱した寝室をかたづけ、

部屋中の空気を入れかえました。

 

そうこうしている間に、

夫が帰宅。

なんやかんや、夫の胸で泣くのだろうと思っていた私。

浅はかでした。

 

帰宅後の夫のテンションは最悪。

何やら動きは乱暴だし、

そっけない。

 

「テンションがこぶたに合わせて下がっちゃった」

「今週全然楽しいことなかった」

「水曜日も早く帰ってこようと思ったけど帰れなかったし」

 

そんな言葉の数々をいただきました。

そのあと自室に篭られました。

 

 

今じゃなくないか?

その態度は。

 

私が身篭ったのは、

お前の子やぞ。

 

確かに、

ここ数日、私は家事が疎かだったし、

ちょっとのお腹の痛さとか気持ち悪さに過敏になっていた。

 

楽しいことの提供はできていなかったかもしれない。

 

でも、

今日は違うんじゃないか?!

 

 

そう思ったけれど、

それは口に出すことはできませんでした。

 

お風呂場に逃げて、

妹とずっとLINEで話をしていました。

 

「そんな状況、私なら絶対キレる!」

と言われながらも、

言えない自分に不甲斐なくなりました。

 

世のプレママ夫よ

今、数多くの妊活中の夫婦がいると思う。

また、同時に多くの妊婦さんとその旦那さんがいると思う。

 

そんな男性の方々に、

お願いしたいことがあります。

 

 

全部、妊婦だから、って甘やかさなくてもいいから、

一緒に、しんどい思いを背負ってください。

 

妊娠は、女の体にばかり、負担と変化がやってきます。

 

それは、好きでこうなったんじゃないんです。

 

好きで、しんどいんじゃないんです。

 

不安ばかり抱えていてもしょうがないのは、

誰よりもわかっているんです

でも!お腹に赤ちゃんがいて、頑張っていると思ったら、

不安でしょうがないんです!

 

 

トイレに行くたびに、パンツに血がついてないか、冷や冷やする気持ち!

 

少し腹痛があるたびに、もしかして・・・・と思う気持ち!

 

病院でお子さんを連れているお母さんや、

お腹がしっかり大きくなってる妊婦さんを見るときの気持ち!

 

 

全部理解してくれなくていいから、

汲み取って、寄り添ってください。

なんなら一緒に行ってあげてください。

心細いんですいつだって!

 

 

でも、私は、これらを夫に言えてません。

顔色を伺って、

今日もご飯を作って、

「体調悪そうだね」とこちらが声をかけ、

「体調はどう?ごめんね、こんなときにテンション低くて」

と言われて、

「全然元気だから大丈夫だよ!」

と返す始末です。

 

 

 

私は、あなたのそばで声を上げて泣きませんでした。

泣かせてもらえませんでした。

 

 

これは、

この後、子供を授かったとしても授からなかったとしても、

一生残るドロドロとした感情だと思って欲しいです。

 

人生に何度もあるもんじゃない(あってもらっちゃ困る)状況で、

パートナーに全力で寄りかかれない切なさ。

 

まもなく、

結婚3年目に入ります。

 

心配な幕開けです。

 

 

 

おしまいっ